心に潜む自己中心ウイル

引きこもりの息子さん(32歳)をもった友人がいます。家ではテレビゲームばかりやっているそうです。私の友人も親として何をやってあげたら良いかわからないそうです。高度成長時代のつけが、引きこもりのような形で出てきた、とある評論家たちはとなえます。さらに評論家たちは、青少年による凶悪犯罪、フリーター、ホームレスも同じような状況の中で生まれてきたと説明します。

しかし、私は高度成長が根本的な原因ではないと思います。かぜの病気でたとえれば、引きこもり、青少年による凶悪犯罪、フリーター、ホームレスは、咳、のどの痛み、高熱、頭痛のような症状です。かぜの根本的な原因はウイルスです。このウイルスを完全にやっつけない限りは病気は続きます。社会の病気のウイルスは、人間の自己中心的な考えです。人は、いつからか「自分だけよければ他人はどうなってもいいんだ」と自分中心の考えに走り、自我の確立が一番大切なものになりました。受験戦争は、幼い子供が最初に経験する「自己中心ウイルス」です。これは感染症ウイルスですから、周囲にいる子供たちは、全員感染します。子供はたちはお互いに思いやることもなくなり、他人を人格ある人間として扱わなくなります。実は、このウイルスを持ち続けている人々が、現在、社会の中枢を担って、しかも10代、20代の子供を育てているのです。当然、この「自己中心ウイルス」は、親から子供へと感染していきます。ところが、困ったことに親も子供も「自己中心ウイルス」に感染しているという自覚がないのです。

少しでも自覚がある人たちは、そのような競争社会からの逃避を決めて、ある人はフリーターになり自由気ままな生活を親元を離れず暮らすようになったのではないでしょうか。しかし、これらの人たちは「自己中心ウイルス」を除去したのではなく、むしろこのウイルスの影響をさらに受け、もっと自己中心的になってしまったようです。また、ある人はこのような社会に嫌気がさして、社会との接点を絶ってしまったのです。これが人間嫌いを極めた引きこもりです。

神は人間が自分の心に潜む「自己中心ウイルス」に気づくことを待ち望んでいます。神は完全にこの病から癒してくれます。

 

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